【報告】第5回支部勉強会を開催しました

平成23年12月17日、松山市民病院様の会議室をお借りし、支部会員の勉強会を開催しました。

活動目標として年間3~4回の勉強会を考えていたのですが、何と、今回が今年度最初の開催となってしまいました。^_^;

勉強熱心な会員の皆様には、大変お待たせをしてしまい申し訳ありませんでした。

そんな理由もあってか、今回は過去最多の24名(+みかん7名)のご参加を頂きました。参加者の中には、徳島、高知、宇和島、等々、ご遠方からの方も多数おられ、私たち「みかん」としても、何とか少しでも有意義な勉強の場にできるようにと気持ちが入ります。

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【報告】11/12海辺の杜ホスピタル・医療メディエーション研修会報告

初めて耳にする「メディエーション」ということばに、興味津々で参加させていただきました。

講師の方々から医療現場でメディエーターがどのような役割をもって患者・家族に対応しているか詳しくお話をうかがうことができました。

その中で、特に「認知フレームの違い」についての説明に「なるほど」と納得させられるものがありました。

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愛媛県医師会 医療コンフリクトマネジメント研修会(第2回・第3回)のお知らせ

1.実施目的

医療コンフリクト・マネジメント(医療紛争を医療メディエーションという技法を用いて、訴訟ではなく対話によって解決に導く方法)の基本的な考え方を学び、医療安全や質としての意識の向上を図る。

2.主  催

愛媛県医師会

3.共  催

日本医療メディエーター協会四国支部

4.対  象

愛媛県下病院の医療安全担当者等(医師、看護師、事務職員等)

5.募集人数

1回あたり30名

6.ファシリテータ(講師補助)

日本医療メディエーター協会四国支部から派遣(数名)

7.受講料

【愛媛県内の医療機関に勤務の方】
20,000円(2日間・テキスト代別)

【愛媛県外の医療機関に勤務の方】
33,000円(2日間・テキスト代別)

いずれも平成23年度日本医療メディエーター協会(JAHM)認定会費6,000円および平成23年度JAHM四国支部会費3,000円を含んだ合計。この研修会は愛媛県医師会の事業のため、愛媛県外の方は全国統一料金(30,000円)+四国支部会費とさせていただきます。ご了承のほどお願いいたします。

8.開催日時・会場・講師

下記のいずれか1回を受講していただくことで、(社)日本医療メディエーター協会の「医療メディエーターB(Basic)」の認定を受けることができます。

第1回 ・・・終了しました

第2回 1日目:平成24年 2月4日(土) 午前9時~午後6時
    2日目:  〃   2月5日(日) 午前9時~午後5時
    会 場:愛媛県医師会館
        松山市三番町4丁目5-3 TEL089-943-7582
    講 師:和田 仁孝 先生 (早稲田大学法務研究科教授、紛争交渉研究所所長)
        中西 淑美 先生 (山形大学医学部総合医学教育センター准教授)

第3回 1日目:平成24年 3月3日(土) 午前9時~午後5時30分
    2日目:  〃   3月4日(日) 午前9時~午後5時30分
    会 場:愛媛県医師会館
        松山市三番町4丁目5-3 TEL089-943-7582
    講 師:荒神 裕之 先生 (厚生中央病院 医療安全管理室・医師)
        遊道 桂子 先生 (尼崎医療生協病院 安全管理室・薬剤師)

9.お申し込み方法

愛媛県内の病院にご勤務の方は、病院長および医療安全担当者あてにご案内を郵送していますので、病院でまとめてお申込ください。愛媛県外の方は申込用紙にご記入のうえ、直接愛媛県医師会あてお申込ください。なお、申込多数の場合は調整させていただきますのでご了承願います。受講の可否は様式1に記載の事務担当者あてに本会より連絡いたします。

10.申込締切

第2回・・・締め切りました
第3回・・・締め切りました

11.テキストについて

「医療メディエーション―コンフリクト・マネジメントへのナラティヴ・アプローチ」(和田仁孝・中西淑美著 シーニュ社 3,800円+税)を使用します。お持ちでない場合は各自でご購入のうえ、当日ご持参ください。

12.注意事項

  1. 本研修会は日本医療メディエーター協会および同協会四国支部の協力のもとに実施し、受講された方は「医療メディエーターB(Basic)」の認定が取得できます。そのため、受講にあたっては日本医療メディエーター協会および同協会四国支部への入会を条件とさせていただきます。なお、それぞれの会費は平成23年度のもので、翌年度以降も新たに会費が発生します。
  2. 本研修会は3人一組によるロールプレイ(役割演技)を中心とした内容になっています。そのため一人でも欠席されると研修会の実施に支障が生じます。必ず1日目と2日目の両日を受講してください。1日だけの受講や、遅刻・早退は認めません。
13.お問い合わせ先・申込先

〒790-0001
松山市千舟町4丁目5-4-1F愛媛県医師会
事務局 担当者:出来(でき)
TEL 089-943-7582 FAX 089-933-1465
e-mail: deki@ehime.med.or.jp
※愛媛県医師会館立替工事に伴い一時的に移転しています(12月末日まで)

第5回支部研修会のお知らせ

第5回支部研修会のお知らせ(会員限定)

 

>>>会場が変更になりました<<<

目 的: 支部からの情報提供と会員間の情報交換および会員のスキルアップ
日 時: 平成23年12月17日(土)午後2時30分~5時
場 所: 松山市民病院 永頼会館2F多目的ホール
愛媛県松山市大手町2丁目6−5 TEL 089-943-1151
対 象: 四国支部正会員および準会員
会 費: 無 料
内 容: メディエーション・チップス(最新バージョンでの振り返り)とロールプレイ
世話人: JAHM四国支部医療メディエーション推進チーム「みかん」
お申込方法:締め切りました。

【報告】西条市立周桑病院・医療メディエーション研修会

 平成23年10月27日に西条市市民会館にて西条市立周桑病院の第2回医療安全研修会を開催いたしました。今回は医療メディエーター協会四国支部代表の今川俊一郎先生とチームみかんの皆さんに「医療メディエーションの基本と実践」と題して出張研修をお願いしました。今回のチームみかんは愛媛県医師会常任理事今川先生、松山市民病院外科部長渡邊良平先生、鷹の子病院事務長徳永盛保様、西条中央病院看護部長安藤キクエ様、県医師会事務局出来義高様という講師陣でありました。

 当日は周桑病院の職員だけではなく周桑地区の病院関係者にも御参加頂き、会場は106名の参加者で熱気にあふれていました。今回の参加者は殆どがメディエーションを全く知らないといっても過言ではなく、皆が興味津津といった表情で講演に臨んでおりました。

 まず最初に今川先生の御挨拶から始まりました。その内容は萩原朔太郎の日記を紹介しての導入でありました。続いて渡邊先生がスライドを使用してメディエーションの講義を担当されました。メディエーションの理論とスキル、認知フレームやIPI分析、チームみかんの活動まで詳しくお話しいただきました。そしてDVDを用いたIPI分析の紹介に移り、配薬間違いとカルテ間違いの2つのケースのIPI分析を学びました。最後にチームみかんの皆さんによるロールプレイを見せていただきました。内容は脳梗塞とアスピリンに関するトラブル事例で安藤師長さんがメディエーターとなり具体的にメディエーション活動をどのように行っているのかをお示しいただきました。

 恐らく最後のロールプレイでメディエーションの理解を深めることができたのではないかと思われました。最後の越智副院長の挨拶では病院だけではなく家庭内でも明日から使えるとの言葉がありました。また職員一同からも明日からすぐにでも応用できそうな気がするとの言葉が聞こえてきました。

 院長としては全員がメディエーターになることは無理でも全員がメディエーションマインドを持てば無用のトラブルは激減するものと確信いたしました。今後は色々な場面でメディエーターとしての第三者の自分を意識しつつ医療を続けていきたいとも思います。

 追記として会の終了後にチームみかんの皆さんと会食させていただきました。場所は小松駅前の「まるぶん」、松山の支店はイタリアンの店として有名だと思いますがその本店であります。昔は駅前食堂であった店を息子さんの代でイタリアンの店に変身させて成功しておりますが店の中の雰囲気は駅前食堂をとどめたレトロな店内です。ビールを飲みつつ歓談させていただきメディエーション活動の裏話なども聞かせていただきました。チームみかんの皆さま、遅くまでお付き合いくださいましてありがとうございました。

西条市立周桑病院 院長 雁木淳一 記