番外編

【報告】みかん講演 村上記念病院

去る6月23日(土)、西条市の村上記念病院にお呼び頂きみかん講演を行いました。何となく久しぶりの感があったのですが、振り返ると昨年11月の高知海辺の杜ホスピタル以来で、本当に久々の7ヶ月振りの講演でした。

元々村上記念病院様からは早くにご依頼を頂いており、1月に予定をしていたのですが、院内の都合で参加者が少なくなりそうということで、今回の日程に順延となりました。医療安全研修の一環だとは思いますが、少しでも多く参加して・・・という病院様のお気持ちを嬉しく思います。

(さらに…)

【報告】高知医療センター みかん講演


去る平成23年9月22日(木)、高知医療センターでみかん講演を行いました。前回の国立高知病院に続き2回連続の高知遠征でした。11月にも高知での講演予定があります。行政の取り組みもそうですが、高知県での医療メディエーションへの意識が高まっているのを感じます。
祝日前の夕刻ということもあり参加者はやや少なめでしたが、医師、看護師、薬剤師の方々が耳を傾けてくださいました。

みかん講演では毎回そうなのですが、参加者の半数以上が看護師の方々です。講演後のアンケートでも、
看護師の方々の日頃の患者さんとの関わりの中での行き違いや、苦情対応などのご苦労が垣間見えます。
コンフリクト・マネジメントを考える上で大切なのは「認知の違い」を理解することです。

自分(医療者)と相手(患者さん)は、同じものを見ても捉え方や感じ方が異なることはしばしばです。時にはそれが、「医療ミスでは? (患者さん側)」「予測不能な合併症です (医療者側)」といったように、大きな対立的見解となることもあります。それぞれが自身の経験、知識、日常等の「背景」を通して一つの事象を見て(解釈して)いる訳ですから、どちらかが嘘を言ったり、誤っているということではなく、双方にとっての真実と言えます。

医療者として何度も説明しているのに理解が得られず、何度も同じことを聞いてきたり、その遣り取りの中で声を荒げる患者さんに対して安易に“クレーマー”というレッテルを貼ってはいないでしょうか。
説明が医療者本位の説明(押し付け)になってはいないでしょうか。

日常のちょっとした不満の訴えも、単に苦情として処理するのではなく、自分(医療者)と相手(患者さん)の間に認知の違いがあることを意識した上で、患者さんの訴えにしっかりと耳を傾け、訴えの背景や訴えの基となっている深層の想いを探り、誠実に対処していくことが大切だと思います。

みかん講演では、事例映像やロールプレイ実演等を通して、職員一人一人が適切な初期対応を行うことの重要性をお伝えしています。

【番外編】
今回は、県外で夕方の講演、しかも翌日が祝日ということもあり、初めて宿泊での出張講演となりました。講演終了後、高知市内のホテルにチェックインを済ませた一行は、予約していた「座屋」という居酒屋に直行です。予めお願いしていた高知名産料理に大満足し、一行は屋台の並ぶグリーンロードへ。
「やまちゃん」で、ビール、おでん、餃子、締めのラーメンを頂いた後、ホテル近くのワインバーで仕上げて就寝。
翌日は、前回食せなかった南国市の「かいだ屋」に11時の開店に合わせて到着。3連休初日のせいか既に店内には客が一杯でしたが、かろうじて入店することができました。待つこと1時間15分、念願の「うな重」に一同黙々と箸を進めます。2回目でしたが今回も大満足でした。たぶん次回もかな。^_^;

カツオの塩たたき、長太郎貝の浜焼き、四万十の手長海老の唐揚げ、うつぼの唐揚げ、四万十の青さ海苔の天ぷら、黒鯛の煮付け・・・etc.

【番外編】ご当地グルメ・高知(2011/8/27)

「みかん」講演のお楽しみサイドメニューは何と言ってもご当地グルメ。
ということで、今回も「みかん」講演報告番外編です。

前回、国立高知病院に伺った時にも立ち寄った「つけ麺」のお店「ちっちょ」です。松山には「つけ麺」の美味しい店はあまりない(私見ですが)ので楽しみにしていました。

左は大盛りです プラス100円で欲張ったものの、
通常の3倍くらいあって、講演中ずっとお腹がはち切れそうでした。^_^;

国産小麦を100%使用の無添加の自家製太麺。しっかりコシがあって食感が良く美味しいです。
つけ汁は鶏・豚骨・魚介を12時間かけてじっくり煮込んだこだわり一品とのこと。
ドロ~ッとしたとろみに旨みが凝縮されています。

あとで判ったのですが、東京、大阪にも支店を出されている高知では有名なお店(本店)みたいです。
やっぱりねぇ。(^_^)

店員さんも、とっても感じが良いです。

ということで、講演の帰りは、メンバー全員が超楽しみにしていた、南国市にあるうなぎ屋さん「かいだ屋」へ直行。(ここも前回の高知講演の時に伺いました)

お店に近づくと、予想外に駐車場が空いています。ラッキー!! と思って駐車場に入ると・・・・・。

ショック↓↓↓です。土曜日ということもあり、早くに売り切れてしまったようです。
すっかり「蒲焼き」の腹でいたメンバー、諦め切れず、「明日の分があるはずなのに・・・」と。

仕方ないので、気を取り直して少し手前にあったイタリアンのお店に。

「ビール」が一番美味しかったようですね。(運転手の私は・・水でしたが) (T_T)

今回は超楽しみにしていた「うなぎ」が食べられず無念でしたが、次回(9月22日、高知医療センター)の時には、何が何でも「かいだ屋」にと、泊り掛けでの出張講演を計画しつつ帰途につきました。

(徳永 記)

【報告】徳島県立中央病院 みかん講演

平成23年6月30日(木)(17時30分~19時30分)、徳島県立中央病院でみかん講演を行いました。

みかん講演としては2月の宇和島社会保険病院以来の久々の講演でした。

徳島県では、まだコンフリクト・マネジメント研修(基礎編以上)を受けられている方も少ないようですが、その中にあって基礎編研修を受けられていた同病院の看護師長さんの働きかけにより今回の出張講演が実現しました。色々とご準備ありがとうございました。

医学教育センターの高瀬センター長さんの挨拶で始まり、みかん講演定番のプログラムで行われました。医師、看護師、理学療法士、医事課の方々など多職種多数の方が参加されました。

講演後のアンケートでは、

  • 言葉、態度に気をつける。初期対応の大切さを再認識した。
  • 患者の訴えている事の真相にある本当の要求・希望について知ろうという姿勢にたつことができると思った。
  • 日々の業務の中ででも医療者側の説明の仕方や話し方で患者さんが取り違えて誤解されたりすることがある。言葉の発し方で伝わる印象が違うため気をつけようと思った。
  • 相手(患者)の気持ちをくみとること、傾聴が重要と思った。
  • 自分の意見をおしつけるのではなく相手の深層(想い)を探りコミュニケーションをすすめていきたい。
  • 最初に発する声のトーン、使う言葉一つひとつにもあと少しだけでも気をつけたい。はずみで「怒らす」が減ればまずは1歩前へ…かな。
  • 何かトラブルがおこったときはまず謝罪し、冷静に患者さんの深層の想いを考え引き出せるような対応を心がけたいと思います。最初の対応の仕方の大切さがわかりました。
  • メディエーションマインドは病院の医療スタッフ全員が担う必要がある。 など

その他たくさんの感想やご意見を頂きました。上記からも分るように、みかん講演の趣旨である、

  1. メディエーションとはどういうものなのか、
  2. メディエーションマインドを基にした傾聴の姿勢について、
  3. 初期対応の重要性について

は、概ねお伝えすることができたようです。プログラムは基本的には定番のものですが、受持ち担当者の創意工夫により毎回微妙にアレンジ(私たち的にはVer.up)されています。講演中の反応やアンケート結果を参考にして、さらに分かり易くお伝えできるようにしたいと思います。

徳島県では今年1月に徳島県医師会での講演を行いましたが、今回の県立中央病院での講演を始め、10月には、四国支部として初めて愛媛県以外でのコンフリクト・マネジメント基礎編研修会の開催が予定されています。間もなく四国支部事務局より案内があると思いますので関心のある方はぜひご参加頂ければと思います。(記: 徳永)

 

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恒例となったご当地グルメ(徳島ラーメン)を頂きました。(^_^)

【報告】今年2回目の高知講演

朝晩は幾分過ごしやすくなったとはいえ、日中は相変わらずの猛暑が続いています。
9月4日(土)、1月に続いて今年2回目(みかん講演としては第10回目)の高知講演を行いました。
会場は前回と同じ国立高知病院でしたが、今回は高知県看護協会西部地区の研修会として呼んで頂きました。他地区の方にもお声掛けをくださったようで100名を裕に超える多くの看護師の方々が参加してくださいました。
お世話を頂きました支部長様を始めスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

「みかん」の講演では、パワーポイントや録画映像を用いてメディエーションスキルやメディエーターマインドを活かした初期対応の重要性についてのお話をさせて頂くのですが、いつも会場の中で特に目に留まる「人」がいらっしゃいます。私の場合、ついついその方の反応、リアクションに影響されてしまうのですが、今回の講演ではその方のテンポの良い頷きに乗せられて、つい力を入れて喋ってしまいました。
あ、これってメディエーションスキルと同じですね。(^_^)

今回は看護協会の地区研修会として呼んで頂きましたが、高知県では今年に入り、行政(県)も医療メディエーションの普及に力を入れられています。行政、医師会、看護協会等も一緒になって拡がっていけばこれに勝るものはないと思います。私たちの活動が小さな一助になれば幸いです。

【番外編】
講演前に「ちっちょ」というつけ麺のお店で腹ごしらえです

天塩ラーメンは、魚介系スープで、化学調味料無使用、無添加ということで、透明感のあるすっきりした感じで、程よいコクがありました。
つけ麺は、何と言っても極太の縮れ麺。ぷりぷりで腰があり、麺だけで食べても小麦の風味を感じる逸品でした。スープは魚介&豚骨の濃厚な感じで麺によく絡みます。
杏仁豆腐は、濃厚でまったりとした感じでかなり美味しかったです。かかっている果実ソース?も絶品。

さらに、講演後は「かいだ屋」という鰻屋さんで

講演会前日、職場の同僚に「明日は高知に・・・」というと、「ぜひ、かいだ屋の鰻を・・」と聞いて訪問。
まさに評判通り、店内には「注文を受けてから生から焼きますので30分程度かかります」と張り紙されていましたが、十二分に待つ甲斐ありです。表面は香ばしくカリッとしていて中はふんわりとやわらかく実に美味しかったです。
食べる前に写真をと思っていたのに、出された途端につい一口食べてしまいました。
全員一致でここはお奨めです。時間帯によってはかなり待つことになるらしいです。

今回は、半分が食べ物の報告になってしまいました。^_^;
松山市外での講演の時は、地元お奨めの食事も楽しみの一つなのです。(記:徳永)