2012年10月

【報告】医療対話仲介者ワークショップ/高知県

先週、10月27日(土)、高知県健康政策部医事薬務課主催の医療対話仲介者ワークショップに四国支部からの支援として参加してきました。このワークショップは、昨年12月と今年4月に四国支部が高知県で開催したコンフリクト・マネジメント研修会(基礎編)受講者のフォローアップを目的としたものです。今回で3回目となりますが、これまで12月受講組と4月受講組をそれぞれ別の日程で実施しているため、今回は12月受講組の第2回目となります。毎度のことですが熱心に参加される医療従事者の方々、企画運営をされている坂本さん並びに医事薬務課の方々、そして会場・設備の提供と運営支援をしてくださる国立高知病院並びに医療安全ご担当の森山さんには本当に有り難く頭が下がります。

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第6回支部研修会のお知らせ

日 時:平成24年11月17日(土)午後2時30分~5時
場 所:松山市民病院 永頼会館2階 多目的ホール
    愛媛県松山市大手町2丁目6−5 TEL 089- 943-1151
対 象:四国支部正会員および準会員
会 費:無 料 

内 容: メディエーション・チップス(最新バージョンでの振り返り)と
    ロールプレイ
世話人:JAHM四国支部医療メディエーション推進チーム「みかん」

参加ご希望の方は10月末日までに電子メールにてご連絡ください。

【報告】香川県初!! みかん講演/香川県看護協会

去る10月13日(土)、香川県看護協会で講演を行いました。講演の対象者は医療安全管理者養成研修を修了された30名弱の方々で、フォローアップ研修の一環としてご依頼を頂いたものです。

今回は今川代表と私の2名での訪問でしたので、ロールプレイの実演など、定番のプログラムを少しアレンジして行いました。また、対象が香川県下の病院の医療安全管理者の方々ということで、普段よりも言い換えのスキルなどを詳しく説明するなど、私たちの意識、伝え方も微妙に変わります。普段と同じ説明や映像をご覧頂く中でも、反応される場面も若干異なるように感じました。

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【報告】医療コンフリクトマネジメント研修会

<医療コンフリクトマネジメント研修会に参加して>

先日医療コンフリクトマネジメント研修会に参加したのでその感想を書いてみます。

そもそも、「コンフリクト」というものは、常に自分の周りにあり、特に医療人においては患者さんとの間のそれが最も大きなものといえます。私自身の「コンフリクト」をについてカミングアウトするとすれば、それは約30年前、私がやっと研修医から独り立ちしかけ、単独で主治医になったときのことです。あまりの怒りに耐えかねて、私はカルテを患者さんに投げつけ、退院を迫ったことがありました。どうもあのあたりから私にとっての「コンフリクト」の問題は始まったように思います。その後も血の気が多い時期には手術室でペアンやコッヘルが飛ぶなど、患者さんとの間だけでなく、看護師との間でも「コンフリクト」は生じていた訳です。もちろん今はカルテも手術器具も飛びませんが。

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