【報告】第5回支部勉強会を開催しました

平成23年12月17日、松山市民病院様の会議室をお借りし、支部会員の勉強会を開催しました。

活動目標として年間3~4回の勉強会を考えていたのですが、何と、今回が今年度最初の開催となってしまいました。^_^;

勉強熱心な会員の皆様には、大変お待たせをしてしまい申し訳ありませんでした。

そんな理由もあってか、今回は過去最多の24名(+みかん7名)のご参加を頂きました。参加者の中には、徳島、高知、宇和島、等々、ご遠方からの方も多数おられ、私たち「みかん」としても、何とか少しでも有意義な勉強の場にできるようにと気持ちが入ります。

今回の勉強会では、最新バージョンのメディエーション・チップスでメディエーションの進め方などの振り返りを行い、その後、「入院患者への点滴注射間違い」の事例を用いてロールプレイを行いました。

更に、同事例をみかんメンバーで実演した2つの映像((1)当事者のみ、(2)メディエーター参加)を比較し、どこがどう違ったのかを皆でグループ討議を行いながら、メディエーターの関わり方や対話の中で活かされるスキルを確認しました。

対話は生き物ですから、なかなか型通りという訳にはいきませんが、それでも事例を通して、傾聴と共感の姿勢、問いを立てるタイミングやリフレーミングの仕方や効果などを感じ取って頂けたのではないかと思います。

また次回のプログラムも検討して行きたいと思いますので、会員の皆様には何かご意見・ご要望等があればお知らせ頂ければと思います。(徳永 記)

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     医療メディエーター協会四国支部研修会に参加して

市立大洲病院 山中志麻

コンフリクトマネジメントを受講してから、この四国支部の研修会に参加することが私の密かな楽しみになっています。

今回は愛媛県外からの参加も多く、かなり活気づいた勉強会だったと思います。2時間半の参加のためにいらっしゃった方々を思うと身が引き締まる思いです。

毎回ロールプレイを行って反省するばかりなのですが、いろいろな事例を通して想像をめぐらし、小グループで話合うことはその都度新たな発見があっておもしろいです。

患者様の役、医師の役、メディエーターの役になりきることで、それぞれの立場を理解し本当はこんな思いを抱えていたのでは?など行動をふり返り意見交換することで、自分のものの見方や考え方に気付かされることも多いです。

これからも勉強会に参加して、よりよい医療が行える、納得のいく治療が受けられる環境作りに励んでいきたいと思っています。
それから、毎回暖かく見守って下さっているみかんのメンバーの皆様にいつも感謝しています。

コーヒーブレイクのお茶やお菓子も準備していただいて、ほっと出来る時間もあり、研修が終わる頃には温かくなった気持ちで帰路につくことが出来ます。今回のVTRでのすばらしい演技もとっても良かったです!!またぜひ参加させてくださいね。