【報告】みかん講演/細木病院(高知県)
平成25年7月11日(木)17:30~19:00まで、日本医療メディエーター協会四国支部医療メディエーション推進チーム「みかん」の皆様方による「医療メディエーションの基本と実践」と題して出張研修講演会を開催していただきました。
当院では、医療メディエーション研修は初めてとなる研修で、職員の殆どがメディエーションについて知識がなく初めて聞く言葉だったと思います。
参加者は、医師・看護師・医療技術職・事務職・介護職等々141名が参加しました。当院の研修会場の収容人数制限があり、希望者全員が参加できなかったことが残念でしたが、理事長はじめ半数以上の医師が受講できたことは当院にとっては大きな収穫でした。理事長は同法人内の別の病院で早速、研修を予定していますし、もう一度研修をしてほしいという上層部からの声も聴かれています。
研修終了後、「共感の言葉を少しずつ増やしていこうと思う」「患者さんの話しをもっとよく聞くことから始めたい」「メディエーションマインドをもって対象となる方に対して真摯に向きあっていこうと思う」「日々の共感トレーニングを実践しようと思う」等々の感想が聞かれました。また、「研修内容は、今後の業務に役立つと思いますか」非常にそう思う・そう思うと答えた職員は95%おり、「研修を受けたことで明日からの行動が変わるかと思いますか」の問いには、非常にそう思う・そう思うと80%の職員が明日から行動が変わると思うと答えています。研修翌日、運営スタッフや関係部署に挨拶に行くと普段と違う言葉が返ってきました。私的には、とても嬉しく、「また、頑張ろう」「この研修を企画して良かった」と思いました。
患者さんやご家族にはもちろん、職員間でもお互いの話しをよく聴き、一方的にならないような関係性を持てるよう、職員一人一人が、メディエーションマインドをもち関わっていければいいなあと思います。
「みかん」の皆様には、猛暑の中、遠路はるばる高知までお越しいただき本当にありがとうございました。
2013年7月25日 2:55 PM | カテゴリ:活動報告