【報告】出張講演報告 徳島県医師会

平成23年1月29日、今川支部長にお供して徳島県に行ってきました。徳島県医師会の医事紛争・医療安全対策委員会合同研修会として今川支部長に依頼を頂いたもので、県医師会長様を始め、担当の常任理事の先生方など大変手厚く迎えて頂きました。当日は、今期最大の寒波到来で徳島自動車道は降雪のため一部通行止めになる中、高松廻りで無事到着することができました。

研修会には土曜日の夕刻にも関わらず、医師64名を含めて130名の医療従事者の方々がご参加下さいました。

プログラムは、ほぼ従来通りでしたが、最後のロールプレイは、今川支部長がメディエーター役となり、医療者役と患者役は徳島県医師会の先生方と事務局の方による現地バージョンで行われました。
皆さん、大変役者揃いで、事前の打合せでは「そんな厳しい言い方はできません・・・」と言われていたにも関わらず、実演では、怒ったり泣いたりの名演技をご披露下さいました。緊張感ある迫真の演技は、参加者の方々に医療メディエーションの雰囲気(イメージ)をよりリアルにお伝えできたのではないかと思います。

四国では愛媛県から高知県と徐々に医療メディエーションへの関心が拡がっていますが、徳島県に於きましても、確実にその拡がりを感じ取ることができました。何と言っても県医師会の組織力と影響力は多大で、愛媛がそうであったように一気に医療メディエーション並びにメディエーション・マインドの啓蒙、周知活動が進むのではないかと思います。
推進チーム「すだち」誕生も近そうです。

私は支部長にお供した立場ではありますが、お迎え下さった先生方、お世話頂きました事務局の皆様に厚く御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。(記:徳永)