【報告】四国中央病院・研修を受講しての感想

当院の医療安全研修の一環として、『医療メディエーション~~メディエーションマインドを基にした患者対応について~~』の講義を受けた。コンフリクト・マネジメント(人間関係再構築)と日常対応に活かすメディエーションマインドについてであった。

コンフリクト・マネジメントではコンフリクトが起きる原因を学んだ。ポイントは「相手とは異なる」だった。同じ1枚の絵を見ても鳥に見える者もいたしウサギに見える者もおり、それぞれの認識の違いを感じた。日常患者さんと係る上でこのことを十分に理解しておく必要性を痛感した。

日常対応に活かすメディエーションマインドでは傾聴・共感・対話の姿勢をVTRの事例を通して学び理解しやすかった。私自身ラダーにおいてコミュニケーション技術を担当しており同じ技法を用いたものだった。しかし、メディエーターになるにはより深い技術を身に着けないといけないと感じた。そのためにはグループワークやロールプレイなどの実践を通してメディエーションマインドをより深く学びたいと思った。

いつでも どこでも 誰でも メディエーションマインドを!

公立学校共済組合四国中央病院  池田結子