活動報告

【報告】第3回支部研修を開催しました

 

平成22年10月23日(土)14:30~17:00 松山成人病センター3階会議室で、第3回の四国支部研修会を行いました。

今回は、前回の研修会での意見を踏まえて、観察者を設けて2例のロールプレイを行いました。
「観察者を体験し、初めて双方の会話の流れが少し見えました。」という意見もあり、観察者として初めて体験・発見した事も多かったようです。

今回の研修会では、感想として、言葉(語り)を大切にするという事に気がつかれた方が多かったように感じました。メディエーターが拾った語りも、ちょっとした言葉の変化で、きちんと聞いてもらえてないと感じること、語られたままの言葉を大切に拾う事の重要性を振り返りました。

また、富田医師より、研修ではつい恥ずかしさもあるのか、初めの段階できちんとメディエーターの役割や話し合いの流れについて説明をする事がおろそかになる事があるが、きちんと説明をし、お互い確認をして、対話に入らないといけないとの指摘があり、次回の研修会では、玄関でお迎えする場面からきちんと研修をしていけるよう、検討したいと思います。

今回の研修会には徳島からも参加頂き、とても嬉しく、また心強く感じました。支部研修も四国各県で協力し合って充実できればと感じます。

みかんは、研修会の後、新しい研修用のDVDを作成する為に、富田監督の監修の元、各女優、男優陣が大奮闘!皆さんにお見せできるよう、只今名編集長が編集中です。お楽しみに! (猪口 記)

 

【報告】平成22年度第2回 医療コンフリクトマネジメント研修会報告

去る10月2日(土)、3日(日)に今年度2回目の「医療コンフリクトマネジメント研修会(基礎編)」が開催されました。県医師会館の改築のため、今回は松山市民病院の永頼会館2階ホールをお借りして、快適な環境の中、充実した研修会となりました。受講者30名は講師の和田先生、中西先生のパワフルな講義に引き込まれたようで、居眠りをする間もなく時間が過ぎたようです。「みかん」のメンバーも今回は10人が参加し、ロールプレイのファシリテーターを担当させていただきました。

ロールプレイは役を演じることで、その役の思いや感情を体験できます。受講者の中には始めは恥ずかしさもあるのか、役にはまれないグループがあり、先生から一喝される一幕もありました。しかし、2日目には役になりきって演じることで、インタレストを共有し得るものも大きかったようです。

ある受講者は「メデイエ―ションは必要だが、難しい」と受講後の感想を話してくれました。私の経験からも1回の受講ではなかなか難しいと感じたものです。四国支部では、支部会員の勉強会を行っており、次回は10月23日(土)にあります。是非、参加して一緒に勉強しませんか?メデイエーターマインドを少しずつ自分のものにしていきましょう!  (記:曽我部)

 

【報告】第7回愛媛地域医療連携ネットワーク研究会の報告です

9月11日(土)和田先生を招いての「愛媛地域医療連携ネットワーク研究会」で、みかんも活動報告をさせていただきました。和田先生は近畿支部の研修会の一日を割いて参加頂き、飛行機でとんぼ帰りの忙しい一日でした。和田先生、ありがとうございました!
研究会では、まず和田先生から、「メディエーションの理論と実際」と題して、ご講演を頂きました。皆さん、熱心に聞かれていて、メモをとる姿がたくさん見られました。

みかんから、今川先生が県内の活動報告を行いました。改めて活動の積み重ねを感じ、出張講演が増えそうな予感です!(渡邊先生もコメントで応戦!)

最後に患者からの想いとして、基礎研修を一緒に受けられた小野さん(NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会)からは、医療者に向けて熱いメッセージを頂きました。医療者と患者、双方がコミュニケーションの原点に立ち返り、歩み寄り、そして心が近付くように、一緒に学んでいける愛媛でありたいと感じました。研修会は140名を超え、福祉の分野の方々も沢山参加されていました。(猪口 記)

【報告】今年2回目の高知講演

朝晩は幾分過ごしやすくなったとはいえ、日中は相変わらずの猛暑が続いています。
9月4日(土)、1月に続いて今年2回目(みかん講演としては第10回目)の高知講演を行いました。
会場は前回と同じ国立高知病院でしたが、今回は高知県看護協会西部地区の研修会として呼んで頂きました。他地区の方にもお声掛けをくださったようで100名を裕に超える多くの看護師の方々が参加してくださいました。
お世話を頂きました支部長様を始めスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

「みかん」の講演では、パワーポイントや録画映像を用いてメディエーションスキルやメディエーターマインドを活かした初期対応の重要性についてのお話をさせて頂くのですが、いつも会場の中で特に目に留まる「人」がいらっしゃいます。私の場合、ついついその方の反応、リアクションに影響されてしまうのですが、今回の講演ではその方のテンポの良い頷きに乗せられて、つい力を入れて喋ってしまいました。
あ、これってメディエーションスキルと同じですね。(^_^)

今回は看護協会の地区研修会として呼んで頂きましたが、高知県では今年に入り、行政(県)も医療メディエーションの普及に力を入れられています。行政、医師会、看護協会等も一緒になって拡がっていけばこれに勝るものはないと思います。私たちの活動が小さな一助になれば幸いです。

【番外編】
講演前に「ちっちょ」というつけ麺のお店で腹ごしらえです

天塩ラーメンは、魚介系スープで、化学調味料無使用、無添加ということで、透明感のあるすっきりした感じで、程よいコクがありました。
つけ麺は、何と言っても極太の縮れ麺。ぷりぷりで腰があり、麺だけで食べても小麦の風味を感じる逸品でした。スープは魚介&豚骨の濃厚な感じで麺によく絡みます。
杏仁豆腐は、濃厚でまったりとした感じでかなり美味しかったです。かかっている果実ソース?も絶品。

さらに、講演後は「かいだ屋」という鰻屋さんで

講演会前日、職場の同僚に「明日は高知に・・・」というと、「ぜひ、かいだ屋の鰻を・・」と聞いて訪問。
まさに評判通り、店内には「注文を受けてから生から焼きますので30分程度かかります」と張り紙されていましたが、十二分に待つ甲斐ありです。表面は香ばしくカリッとしていて中はふんわりとやわらかく実に美味しかったです。
食べる前に写真をと思っていたのに、出された途端につい一口食べてしまいました。
全員一致でここはお奨めです。時間帯によってはかなり待つことになるらしいです。

今回は、半分が食べ物の報告になってしまいました。^_^;
松山市外での講演の時は、地元お奨めの食事も楽しみの一つなのです。(記:徳永)

【報告】第2回四国支部勉強会を開催しました

平成22年8月7日(土)14:30~17:00 松山成人病センター会議室にて
参加者 16名

今回の研修は「対話のキックボール」を学び、「傾聴」に焦点を当てた1対1のロールプレイを、各自のコンフリクト事例を持ち寄り、行いました。自分の思いを聴いてもらうことの満足感を参加者全員が90%~200%まで味わえました。

その後は、現場からの事例によるロールプレイを行い、IPI分析後発表しました。最後の意見交換会では、「メディエーターの役割を学ぶたびに難しくなる。何かいい方法を教えてほしい。」との意見に参加者からいろいろな意見交換が出来ました。また、「メディエーターのストレスはどうしたらいいか」、という意見については、相談役をおくことが大切であり、セルフメディエーションの訓練も必要でしょうなど、いい意見がたくさん交換できました。

富田先生より、ロールプレイを実施だけではなく、第3者として見る訓練もしていいのではないとの意見も頂きました。

宮内先生より、「言葉の力は大きい。今日の出会いで仲間を増やしましょう。」

大変充実した時間でした。これからも、勉強会を続けて行きましょう。
準備に遅れてすみません。(安藤 記)