【報告】第8回JAHM四国支部研修会(H25.5.25)に参加して

医療コンフリクトマネジメント研修会(基礎編)に参加して1年が過ぎようとしています。研修に参加することにより医療メディエーターの役割について知り、私に務まるのかという不安と共に重責を感じています。そして恒例のロールプレイでは、上手く出来るのかという不安と緊張で早く時間が過ぎないかと思ったりもします。

今回の研修でも2つの事例が出されロールプレイに取り組みました。

私は2例目でメディエーター役となり総評では、質問内容が中立立場から出来ていない所がありその点についてアドバイスを受けました。そしてグループからの感想では、話すスピードが良かったとか、上手く気持ちを引き出せていたという評価もあったので少し上達したのではないかと嬉しく思いました。

今回のように研修を受ける事により、私は職場でも患者さんと会話をするとき、傾聴、共感するという事を今まで以上に意識するようになってきたと思います。そして、以前は「そうですか」「はい」と会話が相打ちで終わる事が多かったのですが、相手の言葉を復唱することや、「たいへんでしたね」などと言葉にだせるようになりました。

そして、心の中で思うだけでなく言葉にして伝える事の大切さと難しさを再確認するとともに、日常からコミュニケーションを取るという事を心がけることによってトラブルも少なくなると感じています。

私は医療メディエーターとしてまだまだ至りませんが、「繰り返し研修を行うことによって変わってきます」といわれた言葉を心の支えとして再び参加させていただきたいと思っています。

最後に研修を企画していただいている皆様に心よりお礼を申し上げます。

鷹の子病院 看護師 松本 律子