活動報告

【報告】平成22年度第1回 医療コンフリクトマネジメント研修会(基礎編)開催

7月18日(日)、19日(月)と、松山看護専門学校教室にて、愛媛県医師会主催「医療コンフリクトマネジメント研修会:基礎編」が開催されました。
今年度より、受講料20,000円(テキスト代別)を徴収させていただいての研修会となりましたが、各医療機関に参加者の調整をお願いするほど受講希望者が多い状況でした。やはり、現代医療を取り巻く環境が厳しい中、医療メディエーションに対する、現場のニーズは大きなものだと改めて感じました。
今回の研修は、愛知県や高知県など他県からの参加もあり、皆さん熱心に、和田先生、中西先生の講義やワークを受けられていました。ロールプレイの終盤では、あまりにも全身全霊で真剣に取り組むあまり、「魂が抜けそうです」とおっしゃる方がいらっしゃいましたが、研修会終了時は、皆さん充実した表情で帰宅されて行きました。逆に「メディエーション魂」がパワフルな中西先生から注入されたかもしれません(^_^)。また、今回の開催場所は学校の教室であり、時々、「キンコンカンコーン♪キンコンカンコーン♪」という懐かしいチャイムの音が聞こえる中での研修でした。受講者の皆さま本当にお疲れ様でした。また、支部会でお会いできることを楽しみにしています。このブログを書きながら、メディエーターマインドの輪がどんどん広がっていけばいいなと思っています(*^_^*)

(チームみかん新メンバー 田坂 記)

 

【報告】高知県に行ってきました(2010/6/10)

高知県主催の医療安全管理研修会に参加し、短時間ですが支部の活動報告をしてきました。前回の安藤先生の研修会に引き続き500名を超える超満員でした。

この3カ月の間に、県の担当者Sさんの熱心な働きかけで「医療メディエーション推進委員会」ができ、チームぶんたん(?)・・(私たちが勝手に言っているだけです)が、出来ていました。約90分の和田先生の講義のあと、新しく結成された委員会のメンバーによるメディエーションのロールプレイが行われました。患者Tさんの迫真の演技に、どよめきがこぼれ、熱心にみいってしまいました。思わず、公開スカウトしていました。

同じ意思をも持った人達が集まりチームを結成され、大きな目標を持って活動されているのを見て、私たち「みかん」がごく自然に集結し、県下にメディエーターマインドの裾野を拡げていこうと活動を開始した時と同じような意気込みと盛り上がりを感じ、また新たな気持ちで頑張ろうと思いました。四国四県が連携できる日を楽しみに。すだち、オリーブ・・・ぶんたん、みかん★★(記:友澤)

【報告】道後温泉病院で研修を行いました

寒暖を繰り返していましたが、ようやく爽やかな過ごし易い気候となってきました。
去る5月13日(木)、推進チーム「みかん」は道後温泉病院にお伺いしました。前回の県医師会での基礎編研修を受けられたご担当の方からお声掛けを頂き、第9回目にして松山市内では初めての「みかん」研修となりました。(プログラムの都合で今回は3人での訪問でした)
機能訓練室を使っての研修でしたが、スタッフの皆さんが準備して下さった会場には、手作りの温かさを感じました。ありがとうございました。
研修会には、理事長先生 院長先生を始め、約90名の職員の方々が参加し、とても熱心に聴いて下さいました。参加された師長さん方からは次回の基礎編研修参加のご希望もお有りになるとのことで、とても嬉しく思います。少しずつですが「メディエーターマインド」の拡がりを感じます。(徳永 記)

 

【報告】西条中央病院で研修しました

桜も終わりを迎えましたが、冬に逆戻りしたような気候が続いています。みなさん、風邪などひかれていないでしょうか。
さて、みかんは、去る3月27日(土曜日)に、西条中央病院へ伺いました。看護部長さんをはじめ、職員の皆さんが非常に熱心に取り組まれている病院です。土曜日の午後でしたが、院長先生をはじめ、沢山の皆さんに参加頂きました。(猪口 記)

 

【報告】平成21年度松山市医療安全対策講習会

2月27日、松山市保健所主催による標記講習会が開催されました。
自治医科大学附属病院医療安全対策部長の長谷川剛先生を講師にお迎えし「医療安全に役立つコミュニケーション」と題して約1時間半、ハイテクならぬローテクでも医療の安全に充分に寄与し得る大変有意義なお話を伺うことができました。過去に発生した医療事故の分析や、自治医科大学附属病院での取り組みを織り交ぜ、「患者さんは誰の名前で呼んでもハイと返事をする」「人間は矛盾があっても自分の都合のいいように解釈する」「人間は見たいように見る」「人間は聞きたいように聞く」など、医療現場での傾向を説明され、その上でいかに有効的にコミュニケーションをとっていくか、また普段から教え合ったり、疑問に思ったことはすぐに聞ける院内の環境整備が重要とお話されました。
松山市内の医療機関だけではもったいないくらいの本当に分かりやすい講演でした。
(有意義な講演だったと満足し、ここで終わったのではいけないのだと、しかと胸に刻んだ次第です)

また、今回、松山市保健所様のご理解とご配慮により、同講演の前座として、医療メディエーション推進チーム「みかん」の活動紹介の機会を頂くことができました。「みかん」メンバーの友澤より、「~医療現場での適切な初期対応を目指して~」と題して、活動の柱である出張講演のプログラムを紹介し、スタッフ一人ひとりがメディエーターマインドを持って対応することは、日々発生するトラブルや苦情を最小限に止めるだけでなく、患者さんとの信頼関係の再構築にも?がり、これらを広く伝えるために出張講演や勉強会開催等の活動をしていることを報告しました。この講習会には、松山市内の医療機関で従事する医師、コメディカルや医療安全の担当者等約200名が参加されていましたが、今後も少しでも多くの方々に、「みかん」の活動を知って頂き、医療現場の隅々までメディエーターマインドを拡げていければと思います。講習会終了後には、市内の医療機関などから非公式ながら「みかん」講演の打診を頂くなど、これもまた貴重な時間となりました。ありがとうございました。(徳永:記)