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2023年度より4種混合ワクチンが生後2か月から接種可能になりました。 それに伴い当医院でも4月受付分より変更いたします。 ワクチンスケジュールは上記のアプリがとても参考になりますので是非ダウンロードしてご活用ください。 なお、生後6か月より日本脳炎ワクチンを接種している小児科医院がありますが、 日本脳炎の濃厚汚染地域以外は原則3歳からとなってからとなっております。 お間違えのないようご注意ください。 |
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ところで・・・ 針を刺すときよりくすりを入れるときのほうがずっと痛いってことをご存知ですか? 何故なら・・・ 刺すときの痛みは一瞬だけであり、さらに昔にくらべて針はどんどん細くなっているため、 皮膚にある痛みを感じる場所(痛点)に当たる数が少なくてすみます。 腕を叩いたり指を強く押し付けたりすると、一時的には痛点が麻痺し刺すときの痛みは和らぎますが、 本当の痛みは注射液を入れるときににやってきます。 急いで入れたり、液が冷たかったりすると痛みは増幅しますので、体温に近い液をゆっくり入れることが肝要です。 しかし、注射液自体に刺激性があるなどの特性がある場合はまったくお手上げです。 その典型例が肺炎球菌ワクチンとヒブワクチン(下の写真の上2つ)で、痛みを知らない生後2ヶ月のBABYでも泣き叫びます。 逆に、はしか・風疹・水ぼうそう・おたふくかぜなどの生ワクチンはたとえ急いで打ってもBABYたちは全く泣きません!! 最後にして最大の問題は「注射がこわい」いわゆるビビリな人がどの世代にも一定数必ずいるということです。 このタイプの人は、決して「へたれ」で根性なしではなく、生まれつき持ち合わせた自己防衛の意識が高いヒトといえます。 よって生まれつき注射が平気なヒトが、決してエライわけではないということを肝に銘じて欲しいものです。 |
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![]() ![]() 当医院では、注射のあとに貼るシールにアニメのイラストを描いています。 スタッフ総出で あんぱんまん・すみっこぐらし・鬼滅・どらえもん・しんちゃん・ジブリなどなど・・・ マンガのクオリティも結構上がっております。 恐怖と痛みが少しでも和らげばと願っています。 |
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Q:乳幼児健診の上手な受け方は? A:生後6か月まではワクチン接種に合わせて2・3・4・6か月の時点で健診を受けられることをお勧めします。 特に母乳栄養だけの場合は体重の増えが気になると思いますので、半年までは毎月の健診がオススメです。 また、母乳・ミルクが足りないと便が出にくくなり夜間の授乳回数が増えますので、そんな場合も健診が必要です。 5、6か月を過ぎたら離乳食を始める方が多いと思われますが、この時期は離乳食に気をとられて、 授乳のタイミングがずれるなどのトラブルが生じやすく、便秘がちになったりします。 ですから、8〜10ヶ月ころに1回チェックさせてください。 1歳のお誕生を迎えたら大事なワクチンがありますので、その時一緒に全身チェックしましょう。 その後はしばらくワクチン接種はありませんので、 3歳の日本脳炎の1回目までは半年ごとに2〜3回受診していただければいいと思います。 ※無料券は生後3か月から1歳までに2回使えますので、健診の際には必ずご持参ください。 |