第46回 全国学校保健学校医大会 in 松山 The 46th Japan School Health and School Physician Annual consultation in Matsuyama

みんなで見守る子どもの成長

会長挨拶

「第46回全国学校保健・学校医大会」の開催にあたって

 日本医師会主催、平成27年度「第46回全国学校保健・学校医大会」の開催を担当するにあたり、ご挨拶申し上げます。
 本大会は日本医師会主催で毎年全国各地にて開催され、全国学校医の諸先生方の積極的なご参加による大変素晴らしい伝統ある大会でございます。昨年の第45回大会は、今年北陸新幹線の開通した金沢市で開催されました。終始大変有意義な企画により運営されており、担当されました石川県医師会の皆様に対して、心からの敬意とお礼を申し上げます。
 さて、第46回大会は平成27年12月5日(土)に愛媛県松山市に於いて 「みんなで見守る子どもの成長」をメインテーマに開催の運びとなりました。
 昨今の目紛しい状況・環境変化の起こる社会情勢の中、我々大人は子どもたちがこれからも伸び伸びと安心して過ごしていける世界を作り残していかなくてはなりません。 そのためには、次々と生じる新しい課題をいち早く解決していく必要があり、次世代を担う子どもたちの成長をみんなで見守っていく必要があります。 1年に1度ではございますが、同じ目線で子どもたちと関わる全国学校医の諸先生方が一丸となり、問題提起や課題解決に向けて、 それぞれ専門的な視点からの調査や研究による発表や意見交換がここ松山で行われ、語り合い分かち合う時が刻まれることは大きな価値があることだと考えております。
 特別講演では「ピロリ菌検査の学校検診への導入:胃癌撲滅に向けて」と題して松山赤十字病院胃腸センター消化器内科部長の藏原晃一先生にご講演いただきます。 シンポジウムの基調講演には「小児慢性疾患治療の現状と課題:小児がんを中心に」と題して愛媛大学医学部小児科教授の石井榮一先生にご講演いただきます。 シンポジウムでは「循環器疾患」「アレルギー疾患」「内分泌疾患」「神経疾患」について各専門医の先生方から一歩踏み込んだご講演とディスカッションをしていただき、 皆様と情報共有できる指針が生まれるものと考えております。
 更に、各分科会では例年特色ある各地での取組や活動報告がなされており、議論も盛んに行われ、毎回大きな成果を生んでおります。 今回も実りある多くの演題のご応募を賜りたいと思います。先生方のご協力を心よりお願い申し上げます。
 松山市は松山城を中心に発展してきた「いで湯と城と文学のまち」であります。またコンパクトシティ構想により様々な文化施設が集中して立地いたしておりますので、この機会に松山にお越しいただき、心と体を癒し、リフレッシュの時をお過ごしいただければと思います。
 愛媛県医師会役職員一同、大会成功に向けて誠心誠意努めさせていただきますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

第46回全国学校保健・学校医大会担当 愛媛県医師会
〒790-8585 愛媛県松山市三番町4丁目5-3 TEL:089-943-7582 FAX:089-933-1465
Email:school-46@ehime.med.or.jp