未成年者の喫煙、現状

最近の報告です。中学生3年生の50%小学6年生の20%に喫煙の経験があります。常用というわけではありませんが、どう思われますか。

若年の喫煙者に喫煙のきっかけはと問いかけると、圧倒的に、好奇心で、何気なくとかいつのまにか友人に勧められてなどが多いようです。試しに、あるいは、おもしろ半分に吸い始め、気が付けばタバコがやめられない、現実に起こっていることです。 

ニコチンは、麻薬と同じように、切れると禁断症状が現れます。いわゆるニコチン中毒ですが、成人は、吸い始めてから数年(5年くらい)でニコチン中毒になるといわれているようです、ところが、小中学生などの未成年者では、数ヶ月でニコチン中毒になることがわかってきました。いったん吸い始めると、やめることは成人以上に困難になります。小中学生でもタバコがないといられなくなる人が増えてきており、子供専用の禁煙外来を開設している病院も出てきています。

最初から吸わないことがいかに大切かがわかりますね。そのためには、こどもの前ではタバコを吸わないことがまず大切です。