溶連菌感染症について
【Q】 六歳の息子の幼稚園で溶連菌感染症が流行しているようです。息子は熱はないのですが、最近、のどの痛みがあるようで心配です。昨年も溶連菌感染症にかかったのですが、再びかかる可能性はあるのでしょうか。また、この病気の注意点を教えてください。 |
【A】
松山市医師会の感染症情報によると、溶連菌感染症は今年一月下旬から増えてきており、例年になく流行しているようです。年長幼児から学童にかけての小児に多く見られる感染症です。小児の病気の中には、ウイルス感染症で一回かかると終生免疫ができて二度とかからないものが多いのですが、ご質問の溶連菌感染症は、正式には「A群β溶血連鎖球菌」という細菌による感染症であり、終生免疫はできませんので、何回もかかる可能性があります。また、子どもから親にうつってしまうケースも見られます。
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〜平成19年3月(愛媛新聞「救Q箱」)より〜 |
平成20年11月15日HP掲載